盆提灯


Bon

お盆に灯るやさしいあかり

盆提灯はお盆のときに先祖や故人の霊が迷わず帰ってくるよう目印として飾り、迎え火・送り火の大切な役割となるものです。
また、故人へのご冥福や感謝の気持ち込めた供養の意を表します。
昔は家の前で火を焚いていましたが、江戸時代になりその火を提灯に移して飾る風習が生まれ、これが盆提灯のはじまりとされています。

  • 迎え火…お盆の入りの日に火を焚いて先祖や故人の霊を迎えるためのものです。
  • 送り火…お盆の明けの日に火を焚いて先祖や故人が迷わずあの世に戻れるためのものです。

盆提灯の種類

Variety of Bon-chouchin

盆提灯
家紋入り提灯

火袋に家紋をお入れいたします。故人の供養・お盆の贈り物にも是非ご利用ください。
※家紋入れは数日かかりますので余裕をもってお申し出ください。

大内行灯(据え提灯)

足が3本ある置き型提灯です。
盆提灯の中で最も代表的な形として、仏間の祭壇の周りなどに飾られます。

回転灯

電気を点けた際に中の回転筒が回り、幻想的な雰囲気を醸し出します。

住吉

円筒形の長い提灯で、博多の住吉町で使われはじめたことからこの名前が付きました。
現在では九州をはじめ関東の一部で使われています。

御殿丸

御殿丸は天秤付きの丸型の盆提灯で、天井から吊り下げて飾ります。

バブル灯

電気を点けるとブクブクと泡が浮き上がりはじめます。筒の中の泡がとても綺麗で幻想的です。

モダン提灯

コンパクトサイズで現代の仏壇にマッチした提灯です。

なごみあかり

和室に限らず洋室でも周囲とうまく調和し、安らぎに満ちた空間を作り出します。